ボールペンに他社製リフィル(替芯)を入れて使う :: S-7L系
ここで「S-7L系」と呼ぶリフィルグループ1は、三菱鉛筆の油性ボールペン用リフィル「S-7L 」とペン先および外径がほぼ同じ寸法のリフィルです。 全長だけ違うバリエーションが複数種類存在します。 多くの国内メーカーから多種類の製品が安く提供されており、コストパフォーマンスが高い傾向があります。
主にノック式のボールペンに使われます。 軸が細いので、単色ボールペンにも多色ボールペンにも使われます。
S-7L系リフィルの樹脂パイプ部分の外径(約3mm)は、メーカーによって少し違いがあります。 ボールペン本体側の穴にリフィルを差し込む仕組みの場合、径のわずかな差で、入らなかったり抜けてしまったりします。 同じS-7L系であっても、リフィルとボールペン本体の組み合わせによっては合わないケースを想定する必要があります。 特に、パイロットのこの系列の製品は、リフィルの樹脂パイプ部分の外径が3.1mm程度に合わせてあるため他社製品との相性が悪いです。 お気を付けください。
ノック式単色ボールペン向けのS-7L系リフィルには、樹脂パイプ部分の側面にバネ止めの出っ張りが付けられたものがあります。 こうした出っ張りがあるものは、それが邪魔になって多色ボールペン本体にはうまく合わないと思いますので、リストには入れていません。 実は、三菱鉛筆の油性ボールペン用リフィル「S-7L 」もその一つです。 ただし、出っ張りを上手に削れば入るかもしれませんし、製品の組み合わせによってはそのままでも入るかもしれません。
なお、使用済みのパイロット フリクションボール用リフィル を利用して、S-7L系リフィルをC-300系グループの本体で使うことができるアダプターを自作する方法があります。 具体的な手順は単色ボールペン軸(C-300系)に多色ボールペン用リフィル(S-7L系)を入れて使う で解説しています。
ボールペンリフィルグループ「S-7L系」のリフィルとボールペン本体を調べた結果のリストは次のとおりです。
全長別にページを分けてあります。 全長が長いほうのグループのリフィルは、カッターなどで裁断して短くするだけで、全長が短いほうのグループのボールペン本体に合わせることができます。
S-7L系
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「S-7L系」以外のリフィルグループについては、ボールペンに他社製リフィル(替芯)を入れて使う をご覧ください。 ↩︎